◆最短で身体にあった道具を選ぶコツ

◆最短で身体にあった道具を選ぶコツ

シニアの自己実現をサポートする
終活コンシェルジュの加納健児です。
 

施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納健児が
 

シニアの自己実現をサポートするために
終活、認知症、介護に関する内容を
日刊『快護ライフ』としてお届けします
気軽にお読みください。

1、昨日の加納健児

腰痛がひどくなって困っている
クライアント様の自宅を訪問して
様子を見に行きました。

ベッドからずり落ちてしまい
それから腰が痛くなったとのこと。

心配なため整形外科に受診しました。

レントゲンの結果、骨には異常が
ないようで骨折はしていないことは
わかりました。

骨折はしていないとはいえ安心
できません。

痛みが残っているため、痛み止めと
湿布が処方されました。

2、福祉用具はまずお試しをしてみる

今まではなんとか自立した生活を
送っていても、転倒をきっかけに
体の痛みを感じるようになり、

動きがぎこちなくなる、そして
生活全般のリズムがズレてくること
があります。

今回のクライアント様も
骨折でないから安心はできない
状況でした。

というのは、

座っている状態が痛みがあり
生活することに支障が出てきそうな
兆候があったからです。

原因ははっきりしませんが
座ってお尻に圧力がかかると
痛みを感じるため

起きて座って食事をすることも
大変だ、と心配していました。

転倒後の痛みは日にち薬で

痛み止めや湿布を使いながら
少しずつ痛みが和らぐのを
待つしかありません。

しかし、今回は福祉用具を借りる
ことで、痛みを軽くできないか
検討しました。

具体的には、クッションを
レンタルすることで座った
時の負担を減らす方法です。

たくさんある種類のなかから
ちょうど良いものを見つけるのは
難しいものです。

経験があれば、ピンポイントに
ちょうど良いものを選ぶことも
できますが、

今回のようにすぐに適切なもの
選ぶ必要があるときは

お試し利用で2,3品福祉用具を
レンタルすることをお勧めします。

一つずつ試して、合わないから
別のものに変更すると時間が
かかってしまいます。

最初から、めぼしいものを選び
一度に取り寄せて試しに使って
みることで、

短期間で最適なものが見つかります。

車椅子でもたくさんの種類があります
ので、試乗感覚で数台比べてみるのが
よいと思います。

そのためには、福祉用具の事業者に
お試し利用があるのか確認をしてみて
ください。

道具が必要になったら相談をして
気になるものを複数取り寄せて
お試し利用をしてみる。

これが最短で最適な道具を見つける
方法です。

3、編集後記

明日には早速依頼した道具が
届きます。

身体にあったクッションが見つかり
ますように~

2016年6月21日 ◆最短で身体にあった道具を選ぶコツ はコメントを受け付けていません ◆介護保険