介護が必要になっても
納得のシニアライフを送り
長生きが幸せと感じれる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
認知症のタイプにより、特徴が対応が変わってくるので
少しづつ、認知症に関する知識を学ぶことが
あわてずにすむ方法になってきます。
今回は、あまり聞きなれない「ピック病」という
認知症いついてまとめてみますね。
ピック病とは、人格崩壊が特徴の認知症であり、
脳の前頭葉、側頭葉の委縮がみられ、脳診断で
わかります。
感情をコントロールする部分が壊れていくため
注意をしても、悪いという認識がなく
対応に困る場合が多くなります。
「人格が変わって別人のようになってしまった」
と感じる場合は、以下のチェック項目を参考にして
みてください。
3個以上あてはまる場合は、専門医に診断をして
もらうことをお勧めします。
対応は、薬の処方と現場の対応となりなすが、
治療方法は確立してないため、上手に付き合って
いく必要があります。
1状況に合わない行動
場所や状況に不適切と思われる悪ふざけや配慮を欠いた行動をする。
周囲の人に対して無遠慮な行為や身勝手な行為をする。
2、意欲減退
引きこもりや何もしないなどの状態が持続し、改善しない。
思い当たる原因は特になく、本人の葛藤(かっとう)もない。
3、無関心
身だしなみに無関心になり、不潔になる。
周囲の出来事にも無関心になる。
4、逸脱行動
万引きなどの軽犯罪を犯すが、反省したり説明したりできず、
同じ違法行為を繰り返す場合が多い。
5、時刻表的行動
散歩や食事、入浴などの日常生活の様々な行為を時刻表のように
毎日決まった時間に行う。
この際、やめさせたり、待たせたりすると怒る。
6、食べ物へのこだわり
毎日同じもの(特に甘いもの)しか食べない。
際限なく食べる場合がある。
7、言葉の繰り返し
同じ言葉を繰り返したり、他人の言葉をオオム返ししたりする。
8、好みの変化
突然甘いものが好きになるなど、食べ物の好みが大きく変わる。
アルコールやたばこなどは毎日大量に摂取するようになる。
9、発語、意味の障害
無口になったり、語彙(ごい)が少なくなったりする。
物の意味が分からなくなる。
10、短期記憶の維持
最近の出来事など、短期記憶は保たれる。
また、日時も間違えない。
外出しても道に迷わない。
早期発見、早期受診が認知症介護の
ポイントです。気になる症状があてはまれば
早めに専門医に受診をしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児