施設運営の要は、人材確保と育成

介護が必要になっても
安心シニアライフを送り
長生きが幸せと感じられる世の中へ

おはようございます
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。都内の老人ホーム選びサポートのため
見学に同行しました。

実際に現場を肌でみて、責任者の方と話をして、
その会社の理念や方針を確認しています。

そして働いているスタッフや入居している方の
表情から施設の良し悪しを判断していきます。

昨日、見学した施設の経営者とお話をする機会が
あり、素晴らしい考えと実践をしているのでシェアを
したいと思います。

もともとが不動産関係の事業、ホテル事業を展開しており、
介護は究極のサービス業である
という認識のもと、介護業界へ参入されたようです。

不動産の物件を管理しているので、建物をリフォームして
介護事業を営めるようにしていること、ゼロから建築するの
のではないため、コストを抑えることができます。

そして、入居一時金がありますが、月々の支払いは15万円程度
という手ごろな価格になっていました。グループホームや
有料老人ホームの相場は、18万円前後であり、企業努力により
低価格な設定が実現しています。

そして、施設運営の要は人材の確保、育成である
との考えのもと、業界平均より2割ほど高めの賃金にして
がんばったスタッフには昇給していく仕組みをとっている
ようです。

職員の福利厚生の一環、チームワークを高めるために
毎月飲み会を実施、職員旅行なども計画しており
良い人材が流れないような工夫をしています。

見学して、みなさん感じの良いスタッフさんばかりであり
どのように人材確保、維持をしているのかお聞きしたところ
上記のような内容を教えてくださりました。

職員の離職率、介護業界は1年間で平均30%ぐらいという
やめていく人が多い業界ですが、その施設は5%という
低い数値になっています。

今後の展望として、施設を増やしていきたいのだが
人材の確保ができてからの展開をするので
一気に拡大はできないとのこと。

人材確保に力をいれている、この慎重な姿勢こそが
良いサービスを維持していく秘訣だと感じました。

パンフレットやホームページだけではわからない
施設見学をして、多くの気づきが得られました。

このような経営者の方の施設であれば
東京近郊だけでなく、全国に広がってほしいと
実感しました。

本日は、都内の超高級有料老人ホームへ
見学する予定になっています。


最後までお読みいただきありがとうございます。


快護ライフ案内人
加納健児
2014年4月26日 施設運営の要は、人材確保と育成 はコメントを受け付けていません ├施設選び 未分類