介護が必要になっても
納得シニアライフを送り
長生きが幸せと感じれる世の中へ
おはようございます、
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
立春を迎え、暦の上では春がやってきました。
全国的には寒波がやってきて寒くなっていますね。
さて、今日は認知症の診断のタイミングについて
お話をしたいと思います。
認知症の診断、予防の基本は早期発見、早期治療
が原則でお勧めしています。
しかし、ご高齢で認知症の症状がみられた場合は、
病院に受診をして、検査をする時間と労力を考えると
必ずしも病院に受診することが良いとは言えなくなります。
まだ歩行もでき、車での移動ができること、
ご自身も物忘れを気にされて自覚があること
に当てはまれば、病院への受診が可能です。
車椅子で車での移動が難しい時は、福祉タクシーを
利用する方法もありますが、日頃から出かける習慣が
ないと、病院へ受診することで、混乱を招くリスクも
あります。
仮に認知症の診断がでて薬が処方されても、それで
すぐに症状が改善する場合もありますが、
薬の副作用により、かえって状態が悪化するケースも
あるため
多くは定期的な受診をして、適量の処方をみつけていく
ことになります。
ご家族での対応が困難になって、介護負担がまして
きている時は、病院受診が必要となってきますが
多少の物忘れがあっても、生活に支障がない範囲であれ
ば病院に定期的に通える、状態であるのか見極めてから
受診を検討するほうが現実的なのです。
基本は早期発見、早期治療ですが、
場合によっては、慌てて受診する必要はありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児