介護が必要になっても
納得のシニアライフを送り
長生きが幸せと感じれる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
1日の疲れをいやすために
晩酌を楽しみにしている方も多いと思います。
私も少量ですが、ビールを飲んでいます。
さて、英ロンドン大学で、中年男性のアルコール摂取量と
記憶能力の関係についての研究結果が発表されました。
7000人の男女を対象に毎日アルコールを摂り続けた場合、
どのように認知能力に影響するのか、
20年間という史上初の長期間に渡る研究が行われました。
結果、中ジョッキ2杯のビールで記憶力の低下が確認されたのです。
さらに老化がスピードアップ、アルコールを飲まない人に比べて、
脳が6歳も老けるということが明らかになりました。
一方女性にもアルコールによる認知能力の低下は認められましたが、
男性ほど顕著な結果ではなかったということです。
歳をとると物忘れが多くなるものですが、
毎日のアルコールが
それを加速させるということです。
アルツハイマー病においても、アルコールを毎日飲むことで、
その発症を5年早めるというのですから、
ただのビールだと甘くみてはいけないということですね。
因みに1日1杯のワインは認知症リスクを下げることが報告されています。
酒は百薬の長といわれますが、
適度な量で楽しみながら生活していきたいですね
最後までお読みいただきありがとうございました。
快護ライフ案内人
加納健児