第2話 祖母の入院お見舞い生活で感じたこと

●第2話 祖母の入院お見舞い生活で感じたこと

 

 毎日のように家族、親戚が交代で祖母のお見舞いをしていきました。お見舞いに行くようになって感じたこと、それは「家族の介護力によって、入院生活が変わってしまう」ということでした。

 隣に入院していた患者さんの家族は、たまにしか面会に来れない様子で、きっと寂しいだろうなと思いました。その時に、側に付き添う存在がいることは、入院されている方にとって、大きな支えとなり、その後の回復にも良い影響をもたらすと感じました。

 側にいることでも力になれるのであれば、きちんと勉強すればもっと役に立てるのではと感じ、自分は介護や福祉の道に進もうと決心をしました。そして、半年たった23歳の春に福祉の専門学校に入学することになったのです。

2013年12月9日 第2話 祖母の入院お見舞い生活で感じたこと はコメントを受け付けていません ★自己紹介