●第21話 修士論文が通らずに留年することに
秋までの成果をもとに、修士論文の提出期限である、翌年の1月末までに、論文をまとめました。
そして、なんとか期限までに間に合い提出することでき、論文審査会での結果を待っていました。
担当教授から意見を聞くと「この内容の論文で卒業することはできない、研究論文としての一定の基準をクリアしないことには、厳しいようだが誰でも合格を出すようなことはできない」と話されました。
意気消沈して、担当教授と今後について話し合いをしました。「せっかく卒業単位までとれ、研究データも集まっているので、あとは1年間時間をかけて、中身ある論文に仕上げていこう、ここで諦めるのはもったいない」と励まされました。
諦めてしまっては今までの努力が無駄になる、もう1年がんばろう!と自分に喝をいれ、気持ちを入れ替えました。