第23話 施設ケアマネは晩年の人生設計士

●第23話 施設ケアマネは晩年の人生設計士

 32歳の秋にグループホームに転職をして、新しい環境と立場での仕事がはじまりました。今までは介護員として、現場の仕事をしてきました。これからは施設のケアマネジャーとして、入居しているご利用者の介護計画、しいては、晩年の人生設計を託されることになったわけです。

 終のすみかとして、施設に入居される方の生活を24時間、365日年中無休で支えていくことが、施設での介護の仕事です。ご利用者やご家族の思いをもとに、どのようなサービスを提供するのか、介護をするのかをまとめるのが、ケアマネジャーの役割です。

 よいサービス提供の前提となるのは、ご利用者の価値観、好み、生き方、考え方を理解することです。そのためには、施設に入居されるまでの生活を知ることが大切になってきます。そこで昔の話をお聞きする回想法が役立つことになりました。

2013年12月16日 第23話 施設ケアマネは晩年の人生設計士 はコメントを受け付けていません ★自己紹介