第4話 23歳から専門学校へ入学、再チャレンジ!

●第4話 23歳から専門学校へ入学、再チャレンジ!

 大学を中退してから、第1話にあるように、祖母の介護を通じて、福祉の道にすすむ決意をしました。そして、23歳の春に福祉の分野の資格である「介護福祉士」を取得すべく、名古屋の専門学校に入学しました。

 専門学校といえば、高卒してから入学するのが大半であり、18歳の仲間と一緒に、5歳上の私が混じり2年間勉強や実習などを経験しました。大学時代は勉強する意義を見いだせず、4年間在籍したあとで中退してしまうという、中途半端な結果となってしまいました。

 大学時代は、アルバイト漬けの毎日であり、朝日新聞の奨学金制度を利用して、2年間は休まずに4時起きにて新聞配達をしました。肉体労働系の仕事としては、ゴミ収集、警備員、建築関係の土木作業員、水の110番などを経験しました。それ以外にも飲食店が好きで、居酒屋、中華料理、回転寿司、洋菓子製造なごを経験し、それ以外には、テレアポや家庭教師もしました。

 当時は、いろんな世界の人と知り合えること、そしてお金をもらいながら感謝されることに喜びや意義を見出してがむしゃらに働いていました。その中で得られたことは、どんな世代や、環境の人とも仲良く仕事ができるという自信です。一方、あれこれとアルバイトはしましたが、自分が本業として取り組むには何がいいかは迷っていました。

 4年間の周り道を歩んだ後でに、福祉の道へ進もうとの決心をしたことで、将来の仕事にたいする不安やブレがその時からなくなりました。目標をもった勉強、自分で本当に選んだ道だったので、専門学校時代の勉強には身が入り、手を抜くことなく、休むことなく打ち込めたことを思い出します。

2013年12月10日 第4話 23歳から専門学校へ入学、再チャレンジ! はコメントを受け付けていません ★自己紹介