●訪問調査の上手な受け方
快護ライフ案内人の加納です。
知り合いの方より、
「主人が転倒をするように
なって、本人も介護のことが
気になってきたので、
訪問調査を受けました。
ただ本人の目の前で
うまく調査員の人に説明が
しにくいです。
どうしたら良いですか」
と相談を受けました。
調査員を前にいつもより
しっかりした受け答えを
されることが多く、
日頃の様子がうまく伝わりにくい
ことがあります。
調査員もそのことは理解して
いるので、普段の様子を
確認しようとしています。
しかし、本人を目の前に
日頃の困っていることを
話すことは、
本人を傷つけてしまう
心配があること、
これからも生活を続けていく
ことを考えると、
ハッキリと伝えにくい
と思います。
そんな場合にできることは、
お勧めの方法があります。
一つ目は、概ねの調査が終わってから補足として、調査員に伝える。
二つ目は、日頃の困っていることを、あらかじめ紙に書いておき、調査員に渡す。
三つ目は、調査終了後に役所に
連絡して電話で説明する。
この方法を併用すれば、
伝えたい情報を
本人の自尊心を大切にしながら、
調査員に伝えることができます。
調査は、できる、できないの
能力を判断するだけでなく
日頃の生活で、どの程度
介護の手間がかかっているのか
聞きとっていきます。
訪問調査を上手に受ける
ためにも、ぜひ3つの方法を
活用してくださいね。