●認知症になっても感情は残っています
介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、
長生きが幸せと感じられる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
新年も4日目、今年は地元の熱田神宮に初詣にいってきます。
昨年は長女の出産もあり、安産守りなどお世話になったので、
感謝のお祈りを捧げてきます。
さて、認知症になってしまったら、忘れっぽくなるので、何をしても
大丈夫だと誤解している方がいます。
これは、間違いです。
何をしていたのか、すぐに忘れてしまい、何を食べたのかどこに行ったのか、誰といたのかなど、認知症が進行すると確かに覚えていないことが多くなります。
しかし、喜怒哀楽の感情は、たとえ認知症になったとしても残っています。
だから、嬉しい、楽しい、怒り、悲しみといった感情は、本人のなかに残っています。
嫌なことをされた後は、何をしたのか忘れても、嫌な感情は残り不機嫌になるわけです。
また楽しいことがあれば、何か忘れてしまっても、気持ちよくその後を過ごせるのです。
普通の人と同じような感覚があることを理解した上で、普通に接することが大切なのです。
最期までお読みいただきありがとうございました。
快護ライフ案内人
加納健児