●認知症の方に対する回想法の実践
介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、長生きが幸せと感じられる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」加納健児です。
読者様より、
「認知症の母がいるので、ブログに紹介されていた回想法に興味があります。回想法に関するセミナーを開催していただけませんか」とのメッセージをいただきました。
回想法に関することは、社会人の時に出会い、大学院で研究をして、その後の実践もしてきたことなので
お伝えすることはたくさんあります。
今回は、どう実践するのか、手順とポイントについて紹介をしてみます。
まず、回想法とは、昔の話をきく療法です。
認知症の症状が進行すると、意欲が低下してしまうことがあります。
うつ症状の改善に、回想法は効果がありますので、これから紹介するポイントを
参考にして実践してみてください。
◆回想法の実践
1)アルバムを探す
2)アルバムを見ながら、昔の話を聞いてみる。
◆回想法のポイント
写真を活用して
昔の記憶を思い出してもらい、自分が輝いていた時代の気持ちや感覚を再現させることです。
話をしていくなかで、その方が熱く語ること、イキイキと語ることが必ずあります。
そういう話題は認知症の症状が進んでも覚えていることが多く、また話を聞くことで元気な気持ちになれる話題となりますので、話を聴きながら、どんな表情なのかもよく観察してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児