◆余命3ヶ月がん末期ならホスピス

■日刊「快護ライフ」

加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/

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■1、昨日の加納健児

■2、余命3ヶ月がん末期ならホスピス

■3、編集後記
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こんにちは。

加納健児です。

本メールマガジンは、

施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が

日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を

わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。

気軽にお読みください。

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1、昨日の加納健児
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ガンを患った方を抱える家族より

退院後の行き先について
相談を受けました。

選択肢としては、3つあります。

1)在宅復帰
2)介護施設
3)ホスピス

ただし、ガン治療について
放射線治療、薬物治療、手術など
どこまで望むかによって

選ぶべき道が決まってきます。

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2、余命3ヶ月がん末期ならホスピス
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ガンの発見により、ステージが4つの
段階にわかれており

リンパに転移して、余命半年~3ヶ月という
診断をうけるのがステージ4と呼ばれる
段階です。

余命数ヶ月という状況になると
選択肢になるのが、ガンを治療するのでは
なく、痛みを緩和して穏やかに過ごす
ホスピスが利用できます。

ガンだったらすぐに利用できるわけで
ないので、事前に見学や申し込みを
しており、いよいよの段階に
なったら空きがないか確認します。

今回の相談があった方は
病院のソーシャルワーカーさんより
紹介があったホスピスに問い合わせを
したところ、

余命1ヶ月の方を受け入れていますと
言われ、驚かれたようです。

私もその話を聞いて
人の命ははっきり予想がつきにくいのに
余命1ヶ月なんて

誰がわかるのか
そんなホスピスもあるのだと

正直、驚きと憤りを感じました。

そのような相談の背景があったので

ガン中期の段階でも受け入れてくれる
施設探しについて、アドバイスをしました。

医療体制があるところ、病院の通院の
体制がある施設を基準にして

施設入所後も、ガンの治療や通院が負担
にならない距離にある施設を中心に
探しました。

がん患者さんにとって
はじめのうちは体力もありますが

進行してくると、ガクンと体力が
低下してしまい、30分の通院が
体に負担がかかってくる場合があります。

その状態を見越しての、施設選びを
するのが、ガンを抱える方にとっての
ポイントです。

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3、編集後記
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お盆をすぎたのに
名古屋では熱帯夜となり

蒸し暑く寝苦しい夜に
なっています

エアコンがかかせません。

2016年8月18日 ◆余命3ヶ月がん末期ならホスピス はコメントを受け付けていません ◆医療