◆夜間のオムツ外しで困っている家族の方へ

■日刊「快護ライフ」
           
加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/

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■1、今日の加納健児

■2、夜間のオムツ外しで困っている家族の方へ

■3、編集後記
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こんにちは。

加納健児です。

本メールマガジンは、

施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が

日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を

わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。

気軽にお読みください。

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1、今日の加納健児
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クライアント様のご家族より

夜間おむつ外しが多くて
失禁してしまい

衣類や寝具などを交換する
手間が困っており

何とかよい方法はないのか
とご相談をうけました。

それに対して福祉用具などで
便利なものはないのかを
検討しました。

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2、夜間のオムツ外しで困っている家族の方へ
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おむつ外しには原因があります。

それぞれの原因への対策を紹介します。

• オムツが濡れている

これが原因として一番多いものです。

濡れて気持ち悪いから外したい。
オムツ外しがあるときに毎回濡れて
いるようであれば、

オムツ交換をする
タイミングがあっていないことが
原因です。

排尿するタイミングを見つけて
早めに交換することが対策として
できます。

• 陰部周辺にかゆみがある

かゆみがある場合は、薬を塗るなど
痒みの改善をします。

• オムツがゴワゴワする

おむつをすることに慣れていないと
ズボンの中に、不快なものがあると
いう認識になります。

それならば、パンツタイプのオムツを
使用してパットを当てることも
一つの方法です。

• オムツの締め方がきつすぎる

オムツを外さないようにと、きつく
締め付けることがあります。

しかし、それがお腹を圧迫して
不快感から外したいという気持ち
になり、オムツ外しをしてしまい
ます。

思い切って緩めにすることで、
不快感がなくなれば外すことが
減る可能性もあります。

以上、原因と対策を
まとめました。

夜間のオムツ外しは失禁して
しまい、更衣の手間がかかる
こと、睡眠の妨げになります。

本人、介護者の負担を減らす
ためにも、原因を考えて
できることを試していきましょう。

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3、編集後記
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夜間も暑くなってきましたね。

汗をかいて脱水になりすいので
起きたら水分を飲むように

意識しています。

 

◆ショッピングモールは外食に向いている

■日刊「快護ライフ」

加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/

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■1、今日の加納健児

■2、ショッピングモールは外食に向いている

■3、編集後記
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こんにちは。

加納健児です。

本メールマガジンは、

施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が

日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を

わかりやすくまとめ
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しています。

気軽にお読みください。

 

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1、今日の加納健児
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午前中は奥さんの通院の付き添いに。

まだ子どもが小さいので
病院には付き添いがいります。

午後からは沖縄旅行にむけて
海水パンツや、日よけグッズを
買い物に行きました。

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2、ショッピングモールは外食に向いている
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高齢者の外食をするとき、
または車いすの方と出かけるとき

に調べておきたいのは、

お店までの移動に段差がないか
または手すりなどがあるかなど
環境面のことです。

おいしいお店だからと
行ってみたら、

階段を登って2階にあがらない
といけない店だったり

トイレが狭く車いすが入れない
ような店の場合

介助をするときに本人や
介護者にとって負担がかかって
きます。

今回のテーマである

お勧めの外食先は

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ショッピングモール
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です。

まずは駐車場がたくさんあり
エレベータや障害者用の
トイレが完備されていること。

また店内もバリアフリーの
設計になっているので
移動にストレスも少ないこと。

また適度に休憩できる
椅子などがあるので

歩きつかれたら休憩する
こともできます。

またお店選びでも

和・洋・中華・イタリアン
など多彩なお店があります。

またフードコートもいれると
普通たべるものであれば

ほぼ好みの店を選ぶことが
できます。

以前、施設で勤務していた時

職員とご利用者様のワンツーマン
ペアを組み、

好みのものにあわせて
お店選びをして外食を

楽しんでもらいました。

高齢のご家族との外食先
に迷ったときは

ショッピングモールを
お勧めします。

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3、編集後記
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ベストセラーになっている

「嫌われる勇気」を買いました。

ざっと目を通してみたら
サラッと読める本ではなさそう
なので

時間をとり落ち着いてから
読んでみます。

◆満開の桜が心を開く。

◆満開の桜が心を開く

おはようございます。 加納健児です。

昨日は天候良く桜の花見をするのには 最適の日でした。

 クライアント様のご自宅を訪問するときに

近所にあった公園の桜が満開になっており 訪問時に、

桜が満開になっていることを話しました。

  「近所の桜が見事に咲いていましたよ」

「散歩して花見をしたりしましたか?」

とお聞きすると

  「最近は足腰が弱くなったのであまり出歩かないの」

「桜がちょうど咲いているんだね。見てみようかな」

と言われました。  

 

自宅でお話をお聞きすることはあっても

一緒に外出をする機会はあまりないのですが

せっかくの機会なので、花見をしに散歩をしませんか

と提案をしました。  

 

「せっかくのお誘いなので行ってみようかしら」

との返事をいただき、一緒に歩いて近所の公園まで行きました。  

公園には子ども連れの親子が滑り台で遊んでおり 満開の桜があるなかで、

賑やかで楽しい雰囲気をかもしだしていました。

  「近所だけど公園まで来てゆっくり桜をみることはなかったよ」

「たまには外に出てのんびりとするのもいいもんだね」

「今後はつつじが咲いたら出かけてみようかしら」

と15分ほども短い時間でしたが、楽しまれた様子でした。  

 

高齢になると外出が億劫になりがちです。

近所でもよいので季節を感じる桜の風景を みて、気持ちが前向きになり

外出への意欲が わいてきたようです。

 

 非日常や季節を体験できる花見の時期は 1年でも限られます。

  近所でよいので両親や家族と花見に 行かれてはどうでしょうか?      

高齢者の日帰り旅行を楽しむため注意すること

 

介護が必要になっても

安心シニアライフを送り

長生きが幸せと感じられる世の中へ


おはようございます

認知症介護の専門家

「快護ライフ案内人」

加納健児です。

昨日は、名古屋市にある
東山動物園に家族で出かけました。

GWのあいだの平日だから混雑して
いないだろうという考えていきました。

駐車場も満車になっておらず
とめることができたので、良かった
ですが、

園内にはいってビックリ
小学生の団体が何組がきている
みたいで、写生大会をしていたり
元気に走り回っていまいた。

今回は幼稚園前の小さな子ども連れが
多く、高齢者の方がほとんど見かけなかった
です。

以前、施設にて日帰り外出をした
時は、平日にもかかわらず駐車場が
満車だったので、入口ゲートにて
利用者さんを降りてもらい対応しました。

混雑する時期に出かけると、人ごみのなか
移動したりするため、普段歩行できる人も
疲れてしまい、車椅子の準備がいります。

できれば混雑する時期はさけて
余裕をおった外出ができるように日程を
計画するか、でかけてみて大変な状況に
なれば、早めに切り上げて喫茶店などで
ゆっくりしてもらうなど、楽しみながら疲れすぎない
ように配慮する必要があります。

まだGWは続きます。行楽地はどこも混雑しますので
無理のない外出計画で楽しみたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も素晴らしい1日となりますように~

加納健児

「介護疲れ」はストレスが原因です

介護が必要になっても

安心シニアライフを送り
長生きが幸せと感じられる世の中へ
おはようございます
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。

ブログのメニューバーが完成して

見やすくなってきました。

3月16日のセミナー にむけて

案内文を作成、資料の準備を

しています。

 

詳細がまとまり次第、このブログでも

ご案内しますね。

 

さて、介護の仕事をして13年間になりますが、

仕事として、チームで役割分担をしながら24時間

365日のお世話をすることと、

 

自宅で家族が介護をする場合では、全く別物だと

思います。

 

それは、介護現場での仕事は分業であり、実質は

8時間、夜勤の場合は16時間ですが、時間内に

集中して、良いケアを提供すればよいのですが、

 

家族の場合は、休憩する時間もなく、一人ずつに

かかる精神的、肉体的負担はかなりのものがあります。

 

そして、介護はいつまで続くのかわかならい

要介護者の病状であったり、先のことが不安になる

 

介護がはじまることで、生活サイクルが

大きく変わります。

 

夜間もお世話が必要な場合は、睡眠不足にも

なると思います。

 

このようなストレスが原因で、疲れを感じたり

イライラするようになったりするのです。

 

真面目な人ほど、「まだまだこれくらいで弱音を

はいてはいけない、がんばろう」と気負いから

ストレスがたまっていってしまいます。

 

過度なストレスは、心身疲労となり、うつ病に

なってしまう危険があるので、

 

疲れたなと感じてきたら、体や心を休める

サインと受け止めて、上手にリフレッシュを

していきましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

快護ライフ案内人
加納健児

認知症介護の2つの基本姿勢

介護が必要になっても

安心シニアライフを送り

長生きが幸せと感じられる世の中へ

 

こんにちは

認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。

認知症の症状が進むと理解力は次第に衰えてきますが、
喜怒哀楽の感情は豊かに残っています。
認知症の進行を予防するためにも、適切な対応を
することで、穏やかに落ち着いて生活することができます。


【認知症介護の基本】

1、受容する、叱らない。
「なんど同じことを聞くの」、「さっき言ったでしょ」 などと叱っても
本人は同じことを尋ねたりしている自覚はありま せん。

なぜ叱られたのか分からず、戸惑ってしまいます。
それを繰り返すと気持ちが不安定になり症状が進んでしまうのです。

同じことを聞かれて も、多少間違ったことを言っても、
それを受け入れる寛容さが必要です。

2、穏やかな口調で話をする。

認知症の方は、相手がなぜ怒っているのかが理解できないため
叱るような言い方は逆効果となります。

強い口調で言ったりすると、叱られたと思い
怯えてしまうので、穏やかな口調で話をすることが
大切です。穏やかな口調で、態度で受け止めながら

接することを心がけたいものですね。

最後までお読みいただきありがとう
ございます。

 
快護ライフ案内人
加納健児

集団感染の原因は?ノロウイルス対策

●集団感染の原因は?ノロウイルス対策
介護が必要になっても
納得シニアライフを送り
長生きが幸せと感じれる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
浜松市の小学校での集団感染
原因はノロウイルスとなっています。
食パンの製造過程で、菌が付着した
可能性があるとのことでした。
加熱すると菌は死んんでしまうので、
最後の包装の時についてしまったようです。
ノロウイルスに感染した従業員の方が
包装の業務をしており、食パンに付着
それが、学校給食に提供されて、
あっという間の集団感染1100人以上
という大変な結果になってしまいました。
ノロウイルスは、下痢、嘔吐、発熱などの
症状がありますが、
対策としてあげられるのは、
1、下痢、嘔吐物を処理するときは手袋
をつけて、手に触れないようにすること
触ることで感染するため、きちんと保護して
2、汚れて衣類は除菌してから洗濯をしてください。
3、タオルは別のモノを使用する
症状は2,3日でおさまるので、身内の方が
ノロウイルスにかかったときは、
上記の3点に注意をして、完治するのを
見守ってください。
感染病が広がらずに、早く健康になりますように~
体調を崩しやすい時期ですので、健康管理には
注意していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児

さりげない声かけと距離感で安心感アップ

●さりげない声かけと距離感で安心感アップ
介護が必要になっても
納得シニアライフを送り
長生きが幸せと感じれる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
おはようございます
昨日は買物のときに自分に似合う
スーツを選ぶために、何着か試着を
しました。
店員さんが、私の体型や身長にあった
コーナーをさりげなくアドバイスしてくださり
気持ちよくスーツを試着することができました。
この距離感、さりげない言葉遣いは介護でも
大切なことです。
グループホームのご利用者で、体に麻痺が
でてきて、箸やスプーンがうまく握れないことが
でるようになってきました。
食事中に何度か箸やスプーンを落としてしまい
その都度、スタッフが側にいくことに心理的な負担
や遠慮を感じている様子でした。
見守りが必要な状態になった時に
あからまさまにそばに付き添い
ずっと見守っていることは、
言葉は見守りですが
ご本人にとっては、監視されていると変わり
ありません。
ずっと見られているプレッシャーで
余計に力がはいり、失敗を見られたくない
不安で落ち着いて食べれなくなっていました。
その後の対応はどうしたのか?
同じテーブルで斜め向かい側の少し離れた
位置にスタッフが座り、「一緒に食事をさせて
もらっていいですか」と声をかけるようにしました。
そして、必要があれば、さっと近寄りお手伝いをする。
このようにしてから、落ち着いて、困ったことがあれば
すぐに助けてもええる安心感から、ゆっくりと食事が
できるようになりました。
見守りが監視になっていませんか?
さりげなく見守れる距離感になっているのか
確認してみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児

火の取り扱いが不安になってきたら

●火の取り扱いが不安になってきたら
介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、長生きが幸せと感じられる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
加齢とともに物忘れが増えてきて、うっかりしたことからミスが多くなってきます。
心配になってくるのは、火の管理です。
鍋の焼けこがし仏壇のロウソクの消し忘れタバコの焼けこげなどが見られるようになったら注意が必要です。
本人との話し合いのもとに、火から電気製品に変更したり、火災予防の対策をしていく時期だと思います。
1、ガスコンロを電磁調理器にかえる
2、電子レンジや電気ポットを使用する
3、石油ストーブやガス暖房から、エアコンや電気カーペットにかえる
4、電気ロウソクにかえる
5、電気線香にかえる
6、自動消火装置をつける
7、火災警報機をつける
など具体的な対応をしてみてはいかがでしょうか?
ただし、一気に電化製品に変えてしまうと使い方がわからずに、混乱してしまうこともあるので、
使いやすい電化製品を選び、少しずつ慣れていくようにするようにするとよいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児

認知症になっても感情は残っています

●認知症になっても感情は残っています
介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、
長生きが幸せと感じられる世の中へ

認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
新年も4日目、今年は地元の熱田神宮に初詣にいってきます。
昨年は長女の出産もあり、安産守りなどお世話になったので、
感謝のお祈りを捧げてきます。
さて、認知症になってしまったら、忘れっぽくなるので、何をしても
大丈夫だと誤解している方がいます。

これは、間違いです。
何をしていたのか、すぐに忘れてしまい、何を食べたのかどこに行ったのか、誰といたのかなど、認知症が進行すると確かに覚えていないことが多くなります。
しかし、喜怒哀楽の感情は、たとえ認知症になったとしても残っています。
だから、嬉しい、楽しい、怒り、悲しみといった感情は、本人のなかに残っています。
嫌なことをされた後は、何をしたのか忘れても、嫌な感情は残り不機嫌になるわけです。
また楽しいことがあれば、何か忘れてしまっても、気持ちよくその後を過ごせるのです。
普通の人と同じような感覚があることを理解した上で、普通に接することが大切なのです。
最期までお読みいただきありがとうございました。
快護ライフ案内人
加納健児