◆認知症の診断は必要なの?

■日刊「快護ライフ」

           
加納健児オフィシャルサイト
http://kanoken.biz/

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■1、昨日の加納健児

■2、認知症の診断は必要なの?

■3、編集後記
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こんにちは。

加納健児です。

本メールマガジンは、

施設介護を13年、在宅介護を2年
1500名以上のシニアと家族の
支援をしてきた加納が

日常の出来事を通じて気づいた
終活、認知症、介護に関する内容を

わかりやすくまとめ
日刊『快護ライフ』としてお届け
しています。

気軽にお読みください。

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1、昨日の加納健児
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介護保険制度を利用している

クライアント様のサービスの
利用状況を確認をして

翌月の予定を各事業所に
FAXで送信しました。

これは月末付近で毎月して
いるルーティンワークです。

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2、認知症の診断は必要なの?
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ご家族より、親の認知症が心配になって
きたので、正確な診断をしてもらった
ほうがいいですか?

と相談をうけました。

「まずは日頃の様子を知っている
かかりつけ医に相談をすること」

「次に余裕があれば、専門医の
受診をすれば良いと返答しました」

認知症の専門病院は、脳の画像の
診断をして、問診などから総合して
認知症の診断をします。

ただ、予約がいっぱいですぐに
診てもらえない場合があるため、

まずは、かかりつけ医に相談をする
ことが先決です。

生活に支障がでており
被害妄想や暴言、暴力、介護抵抗
など

対応が困難になってきたときは
迷わず専門医にみてもらうほうが
よいですが、

少し物忘れがある程度であれば
かかりつけ医に相談をして

認知症に関する薬を処方してもらう
ことができます。

認知症の診断のために大病院に
いくためには、

かかりつけ医の紹介状が必要です。

ただし、注意しておきたいのは
認知症に対して、ある程度の知識が
あるかどうか、見極めることです。

ポイントは、相談に対して
親身に話を聞いてくれるかです。

また薬の処方について
理由をきちんと説明してくれる
かです。

認知症は正確な診断がなくても
日頃の様子から、その症状に
あわせた薬の処方がされるものです。

また風邪薬のように完治する
病気ではないため

症状にあわせた薬に見直しが
必要になってきます。

まずは、かかりつけ医に相談を
してみましょう。

納得できる対応をしてくれる
のではあれば、良い先生です。

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3、編集後記
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沖縄旅行のアルバムを
作成しました。

カメラのキタムラが気に
いっていています。

選択した写真データを
自動配置する機能が
あるので、

短時間でアルバムが
できあがりました。

頭のなかの記憶は
すぐに薄れてしまいます。

ひと手間かけて
アルバムにしておくと

時系列で思い出が
蘇ってきます。

家族に見せて話をする
ときにも役立ちますね。

早期発見、早期治療が基本ですが、例外もあります。

介護が必要になっても

納得シニアライフを送り

長生きが幸せと感じれる世の中へ

 

おはようございます、


認知症介護の専門家

「快護ライフ案内人」

加納健児です。



立春を迎え、暦の上では春がやってきました。

全国的には寒波がやってきて寒くなっていますね。


さて、今日は認知症の診断のタイミングについて

お話をしたいと思います。


認知症の診断、予防の基本は早期発見、早期治療

が原則でお勧めしています。


しかし、ご高齢で認知症の症状がみられた場合は、

病院に受診をして、検査をする時間と労力を考えると

必ずしも病院に受診することが良いとは言えなくなります。


まだ歩行もでき、車での移動ができること、

ご自身も物忘れを気にされて自覚があること

に当てはまれば、病院への受診が可能です。


車椅子で車での移動が難しい時は、福祉タクシーを

利用する方法もありますが、日頃から出かける習慣が

ないと、病院へ受診することで、混乱を招くリスクも

あります。


仮に認知症の診断がでて薬が処方されても、それで

すぐに症状が改善する場合もありますが、

薬の副作用により、かえって状態が悪化するケースも

あるため


多くは定期的な受診をして、適量の処方をみつけていく

ことになります。


ご家族での対応が困難になって、介護負担がまして

きている時は、病院受診が必要となってきますが


多少の物忘れがあっても、生活に支障がない範囲であれ

ば病院に定期的に通える、状態であるのか見極めてから

受診を検討するほうが現実的なのです。


基本は早期発見、早期治療ですが、

場合によっては、慌てて受診する必要はありません。



最後までお読みいただきありがとうございます。


快護ライフ案内人

加納健児

歩行能力は生活の質に直結する

介護が必要になっても

納得シニアライフを送り

長生きが幸せと感じれる世の中へ

 

認知症介護の専門家

「快護ライフ案内人」

加納健児です。

 

元気で長生きするための体力つくり

にお勧めするのは、歩くことです。


歩行の速さと、その後の健康状態に

関する東京都老人総合研究所の調査

によると、


歩くのが平均より速かった人ほど

その後の健康状態は良好で、

転倒リスクや死亡率も遅い人に

比べて低い結果となりました。


体力に自信のあるうちは、

少し速めに歩いたり、

歩幅を広めにすることで

筋力アップにつながります。


体力の衰えを感じてきた

75歳以上の方は


男性で6000歩、女性で5000歩

を目指して歩くとよいでしょう。

筋力が衰えって歩くことが

難しくなってきたら、無理して

歩くよりも、座ってできる体操から

はじめて、家の中での移動を

維持できるようにしていきましょう!

健康に意識した、歩行をはじめて

みませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

快護ライフ案内人

加納健児

脱水による意識障害

●脱水による意識障害
介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、長生きが幸せと感じられる世の中へ
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」
加納健児です。
高齢になると、口が乾いてくる機能が衰えてくるため、暑い時期でも水分を欲しいと思わなくなります。
また「お茶を飲むと夜トイレが近くなるから」という心配から、意識して飲まないようにすることもあります。
そこで注意したいのは、脱水による意識障害です。
ボーッとしたり、物忘れが見られるようになる
ひどい場合は、せん妄や幻覚(現実と違うことが見える)、失禁(トイレの失敗)が見られたりします。
この場合は、水分をとることで徐々におさまってきますので、慌てずに対応をしてください。
日頃から水分をとる習慣をつけていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
快護ライフ案内人
加納健児

薬の副作用で認知症になるの?

●薬の副作用で認知症になるの?
<strong>介護が必要になっても、納得シニアライフを送り、
長生きが幸せと感じられる世の中へ</strong>
認知症介護の専門家
「快護ライフ案内人」加納健児です。
正月3日目になりました。
元旦、2日と家族や親戚回りが終わり、ようやく自宅でゆっくり
できる生活になりました。
ブログの更新も落ち着いてできるようになり、
「認知症」のテーマは毎日更新しながら、ほかのテーマに関する
ことも随時、更新をしていきます。
さて、薬の副作用で認知症になるの?
答えは、「いいえです」。
ただし、薬の副作用により、意識が朦朧(もうろう)とすることで判断力が
低下するため、認知症と間違われることがあります。
具体的には、
不眠対策の睡眠薬
関節の痛み改善の鎮痛剤
皮膚のかゆみ改善の、抗ヒスタミン剤
・向精神薬
上記のような薬を飲んでいる時には、副作用として意識が朦朧(もうろう)と
することがありますが、中止をすれば元に戻りますので、
認知症ではありません。
最期までお読みいただきありがとうございます。
加納健児